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「CLUB CEO」放送情報 【98回放送】キュービーネットホールディングス株式会社  北野泰男 代表取締役社長

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経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組「CLUB CEO」(interfm 毎週日曜日朝7:00放送 パーソナリティ:弊社代表五十嵐彰)に キュービーネットホールディングス株式会社から北野泰男 代表取締役社長にご出演いただきました。番組の概要は下記のとおりとなります。

※1枚目 左から北野社長、五十嵐。2枚目左から北野社長、Z北野世代ゲスト鈴木さん、SMBC田村さん、Z世代ゲスト松崎さん、五十嵐

放送日 : 2024年2月11日(日) 朝7:00-7:55
放送局 : interfm
出演者 : 北野泰男(きたの やすお)さん
( キュービーネットホールディングス株式会社 代表取締役社長)

略歴>
1969年 大阪府東大阪市生まれ
1995 年 大阪外国語大学(現:大阪大学)卒業後、
株式会社日本債券信用銀行(現:あおぞら銀行)入行
(法人融資業務、M&A業務等)
当時銀行の投資先がQB HOUSE、資本政策等の側面的支援をする中で、
創業業者の小西氏から「このビジネスに国境なし、終わりなし」という言葉に深く共感し
利用者としてもこのサービスを世界に広めたいと思う
2005年 キュービーネットホールディングス株式会社転職
(資本政策、新規事業、海外事業などを主導、上場の総指揮)
その後創業者の小西氏が引退、オリックスの傘下に一時入るも
2009年 代表取締役社長に就任(当時39歳) 現在に至る

Z世代 : 鈴木 大輝さん  (早稲田大学高等学院 2年生)

活動> 早稲田大学高等学院で「起業・投資プロジェクト」を設立し、アントレプレナーシップ関連イベントを企画・運営。大学生向けや高校生向けの講座を多数受講し、高校生向けアントレプレナーシップ教育に疑問を抱きつつ、様々なビジネス活動を展開中

Z世代 : 松崎 友哉さん (武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部 2年生)

活動> 中高を岐阜の山奥で寮生活し、高校では全国トップクラスの硬式テニス。
コロナ禍で企業の存続の不確実性を感じ起業を決意。
武蔵野大学アントレプレナーシップ学部入学、大学1年でスポーツビジネスに挑戦するも失敗。路上アーティストの「想い」に触れ、その「想い」を広めたいとイベント団体emotionを設立。

放送内容: QB HOUSEについて

キュービーネットホールディングス株式会社は、店舗数・売上高共に日本最大級のヘアカット専門店「QB HOUSE」を運営するキュービーネット社の持株会社。1996年に「QB HOUSE」を創業し、国内564店舗、海外ではシンガポール、香港、台湾、アメリカで合計129店舗(2024年4月末時点)、年間2,000万人以上が利用する理美容業界の大手チェーンとして成長を続けている。また、QB HOUSE 以外にも、20〜40代の若年層をターゲットとした「FaSS」。スマホアプリで時間予約ができてスタイリングまで提供する「QB PREMIUM」。病院や介護施設等に出向いて行う「訪問理美容サービス」。と、余計な手間や無駄を省き世の中の人々に本当に必要とされる「時間のクオリティ」だけに集中した「お手軽で安心なヘアカットサービス」を展開し、2018年には東証第一部(現:東証プライム市場)へ上場。
鈴木さん:QB HOUSEといえば、1000円カットの代表格というイメージがあります。
北野さん:国内では現在1350円です。ただ、私たちのこだわりは「10分1000円カット」です。1時間で4〜5人のカットを行い、5000円の売上を確保する。安く売るというより、カットに特化することで。ビジネスが成り立つようにしています。

誰が切っても高品質

どのスタッフがカットを担当しても同じ高い品質で施術を受けることができる。社員が一丸となって自分の持っているノウハウを惜しみなく出し合い、技術の向上を行っている。指名制度をあえて作らず、皆でお客様の満足度を高めていくというのがQB HOUSEの売りとなっている。

経験豊富なスタッフ

QB HOUSEのスタッフは平均で1日30人ほどのカットを行っている。多い人で1か月800人~900人となっており、経験豊富な技術を持ったスタッフが多く在籍している。お客様一人一人の髪質や頭の形は異なるため、経験豊富な技術でそれに応じたカットを提供している。

未来創造会議テーマ 『企業の成長戦略』 (Z世代→経営者)
鈴木さん: QB HOUSEの特徴的な経営戦略について話したい。ビジネス構築講座を受けたときに、QB HOUSEができる前と後で提供価値が変わった。そこをお聞きしたい。

北野さん:お客さんに対する時間の価値、利便性の価値は事業の根幹として大切にしているが、サービス業なので提供する側にも価値がないと両輪が回らない。誰かの犠牲の上に成り立つビジネスは持続性がない。提供側もお客さん側も価値を重視することが重要。

松崎さん:日本は素晴らしい技術を持っているのに、経済が成長していない。日本の企業が海外に進出するためにどんなことが必要でしょうか。

北野さん:昔は日本で成功すれば海外にも通用したが、今は情報が急速に流れているので必ずしもそうとは限らない。日本のモデルを持ちつつ、現地の価値観も踏まえて、パートナーシップを結んでいくことが重要。現地からは日本の技術や衛生面の信頼を得ており、アジア圏では約1300円~1700円、アメリカ ニューヨークでは約4,600円で提供をしている。

未来創造会議テーマ 『Z世代にとって働くとは?』 (経営者→経営者)
鈴木さん:自己実現の手段。お金や欲求を満たすための手段だと思います。

北野さん:自分のためがあると思うが、周りが喜んでくれることでやりがいを感じる。もっと良いものを提供しようという根源になる。10代で出会う人もいれば、30代、40代で出会う人もいる。私は30代で出会った。美容師さんがより長く「ありがとう」と言える環境を作ろうと思った。

松崎さん :自己犠牲という考えがあり、人によってプラスにするかマイナスにするかは自分次第だと思います。

北野さん: 飽きるという人がいるが、飽きるというのはやりきれていないことの言い訳。継続は力なりというが、続けていけば本質に気付く。
続けることで思考や見方が変わっていく。私は父の「10年間は続けなさい」という言葉を大事にし、銀行で10年間勤めあげた。この仕事は社会に役に立っているのかを常に問い続けてきた。

番組を通じてZ世代の感想

鈴木さん: 上場企業の社長さんとお話しできる機会は初めてだったのですが、上場企業の社長さんが現場を見ている姿に感動した。

松崎さん:「LESS IS MORE」のお話を聞いて、今までは作ることにしかフォーカスしていなかったことに気付きました。
理容業界も新しい技術が出てきていると思うが、あえて減らす、省くというのは重要なマインドなのではないかと感じました。

北野さんにとって『QB HOUSEの価値』とは?
「常に挑戦し続ける会社でありたい」

選曲:

1曲目) 攻めていこーぜ!(斉藤和義)※北野さん
2曲目) JUMP(忌野清志郎)※北野さん
3曲目) Yet To Come(BTS)※鈴木さん
4曲目) 笑って(叶夢)※松崎さん

企業情報: キュービーネットホールディングス株式会社

設 立:2014年10月(創立:1995年12月)
代表者:北野泰男
所在地:東京都渋⾕区神泉町8-16 渋⾕ファーストプレイス4階
事 業:同社は店舗数・売上高日本最大級のヘアカット専門チェーン「QB HOUSE」を運営するキュービーネット社の持株会社
資本金:1,326百万円
社員数:2,700名

~SMBCグループ協力~
『お金とくらしのトリセツ』
講師 :SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 田村 寿美礼さん
テーマ :「リスクマネジメント」

内 容 :
1. リスクの洗い出し:潜在的なリスクを特定します。例えば、自転車の事例では事故、盗難、故障などが挙げられる。
2. リスクの分析・評価:洗い出したリスクについて、発生の頻度や損失の規模などを分析し評価する。具体的には事故の修理費用や損害賠償額を考慮する必要がある。
3. リスクの処理、対策:リスクに対する具体的な対策を策定し実行。

リスクコントロール:物理的な対応策や行動規範の強化(例:自転車に灯火をつける、鍵を使う)。
リスクフィナンシング:保険の加入や貯蓄などによってリスク発生時の損失をカバーリスク影響を最小限化を目指す。

※1枚目 Z世代の質問に答える北野社長。2枚目 北野社長から書籍を受取るZ北野世代ゲスト鈴木さん(左)、松崎さん(右)


※1枚目、2枚目 左から北野社長、Z北野世代ゲスト鈴木さん、松崎さん、五十嵐

 

なお、この番組の放送に収まらなかった完全版はAuDee、Spotifyでお聴きいただけます。

・AuDee公式ページはこちら:https://audee.jp/program/show/100000357

さらにZ世代のメディアコミュニティ「Steenz」では、オリジナル動画コンテンツとして、
放送とは異なる目線で、経営者とZ世代の熱のこもった対談の模様を配信していきます。
・Steenz公式ページはこちら:https://steenz.jp/

・アフタートーク動画はこちら:https://www.youtube.com/playlist?list=PL2Dm5ZfZYzvMh62cFSnIqXh3AL0S34d-n

■Steenz(スティーンズ)とは?(https://steenz.jp/
多様性の時代を生きる10代がもつ「自分らしさ」にフォーカスし、その生き様を賞賛し、個性を磨き続けられる社会を実現させるためのメディア・プロジェクト。

■CLUB CEOとは?
「経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組」をコンセプトに、毎週日本を彩る『真の』経営者をゲストにお迎えし、経営者の人柄や事業内容に迫るだけではなく、
小学館が運営する10代向けメディアコミュニティ『Steenz(スティーンズ)』ならびに
幼児から中高生・社会人まで教育サービスを総合的に展開する株式会社ウィザスと連携し、Z世代が持つ「価値観」や「社会課題」を経営者と一緒に考え学んでいく番組です。

<番組概要>
番組名 :「CLUB CEO」
放送局 : interfm
放送日 :毎週日曜日 AM7:00-7:55
進行 :ナビゲーター五十嵐彰(株式会社CMerTV代表取締役社長)04095