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経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組「CLUB CEO」(interfm 毎週日曜日朝7:00放送 パーソナリティ:弊社代表五十嵐彰)にビーワイディーオートジャパン株式会社から東福寺厚樹 代表取締役社長にご出演いただきました。番組の概要は下記のとおりとなります。
※1枚目 後列左から東福寺社長、SMBC中村さん、五十嵐。前列左から森川さん、杉山さん。2枚目 左から東福寺社長、五十嵐。
放送日 : 2024年3月3日(日)朝7:00-7:55
放送局 : interfm
出演者 : 東福寺 厚樹 (とうふくじ あつき)さん
(ビーワイディーオートジャパン株式会社 代表取締役社長)
略歴>
1958年 横浜市生まれ、春日部高校出身
1981年 早稲田大学 商学部卒業
三菱自動車工業に入社し、国内・海外事業を担当
京都工場、業務部(エンジン&トランスミッション)部品等の発注
米国と豪州に駐在、広報、社長秘書等経験
…文系業務は全て経験(30年間)
2011年 Volkswagenグループジャパンでネットワーク開発を担当
(53歳で転職)
2016年 Volkswagenジャパン販売社長就任
2021年8月 ビーワイディージャパン(株)執行役員兼乗用車事業本部長
2022年7月 ビーワイディーオートジャパン代表取締役社長、現職
Z世代 : 杉山 丈太郎さん (慶應義塾大学 環境情報学部 2年生 )
活動>株式会社インフィニティー( https://infinity888.jp/ )代表取締役。ITを使ったものづくりで「魔法のような体験」を作ることを目指し、スマホアプリやARコンテンツなど様々なIT技術で様々なものを作成。
Z世代 : 森川 聖月さん (東京理科大学 1年生)
活動>福井から上京して1年、現在システムエンジニアの人材派遣やインターンの紹介など。月の半分はイベントに参加、出会った経営者との繋がりを通じ人材の紹介やマッチングを行う。
放送内容:BYDの歩みと未来:モビリティと環境への挑戦*
BYD(比亜迪/ Build Your Dreams)は、1995年に中国・深圳でバッテリーメーカーとして設立された。今年で設立29年目を迎えるこの会社は、バッテリーメーカーから、モビリティとエネルギー分野で革新を続ける企業へと進化を遂げている。
変革と成長の歴史
2003年、中国国営自動車メーカーを買収し、バッテリー事業だけでなく、自動車やモビリティサービスを提供するビジネスへとシフトした。
2005年には、日本法人のビーワイディージャパン株式会社を設立し、グローバル展開を加速させた。
主要事業と技術
自動車、バッテリー、電子部品といった製品に加え、環境型の蓄電池等、多岐の事業にわたって展開を行っている。電気が通っていない地域にコンテナサイズの蓄電池を設置し、太陽光や風力などの自然エネルギーを蓄えて給電する新エネルギービジネスも展開している。
また、モノレールを使った都市交通システムの提供も行っており、都市の過密化による渋滞や排ガス問題を解決するための重要な施策となっている。
中国の主要都市で既に運用されており、今後は南米のブラジルでも導入が予定されている。
環境への取り組み
CO2排出削減や、地球の温度を1度下げるというスローガンのもと環境への取り組みを推進しており、電気自動車(EV)の分野では、2023年(1~12)に世界で302万台を販売し、販売台数でナンバーワンの地位を獲得している。
日本市場での展開
日本市場には昨年2月から乗用車の「BYD ATT3」と9月には
「BYD DOLPHIN」の2モデルを販売開始し、好評を博している。自社で開発・製造したモーターやバッテリー、コントローラーを自社製品に全て搭載している点が強みとなっている。ガラスやタイヤ以外はほとんど内製化しており、高い技術力と品質管理を実現している。
未来創造会議テーマ『車の未来』(Z世代→経営者)
杉山さん: これからの時代に求められる乗り物はどんなものだと
考えていますか?
東福寺さん: これまで自動車は所有やレンタルなどで使われてきましたが、EV(電気自動車)は単なる移動手段だけではありません。例えば、災害時には蓄えた電気を給電する機能があり、蓄電池の役割も果たします。また、配車サービスなど様々なニーズに応じたサービスを提供できるように、より自由な設定が可能な電気自動車の開発に力を入れています。
杉山さん: モノレールの事業も企業理念に沿って展開されたものですか?
東福寺さん: 移動手段のミッションとして、製造過程では炭素を排出することがあるかもしれませんが、使用時にはCO2を出さない商品を開発し、多くの人に使ってもらうことを目指しています。
森川さん: 環境にやさしい車をマーケティングの観点からどのように日本国に促そうと考えていますか?
東福寺さん: まず、知ってもらわなければ使ってもらえません。昨年から販売を始めたばかりということもあり、大手競合と比べてもらえるように、様々なイベントへの出店や広告宣伝を通じてお客様に乗ってもらう機会を増やしています。乗り心地を試していただくことで認知を広げることに取り組んでいます。
番組を通じてZ世代の感想
山﨑さん:動画の中で伝えたいことに行き着くまでの文脈や背景を伝えることで、その後のワクワクをさらに盛り上げることが大切だというお話が勉強になりました。ワクワクする社会をどう作るかをストーリー性にして、仲間のみんなと考えていきたいです。
世古さん:ワクワクの作り方についてお話をいただいたとき、継続力と楽しみながらやることがすごく心に響きました。楽しみながらやることで、皆さんの笑顔につながると思うと、私もとてもワクワクして止まりませんし、皆さんもすごくワクワクするのではないかと思います。とても勉強になりました。ありがとうございます!
東福寺さんにとって『スマートモビリティ』とは?
> 「既に始まっている未来」
選曲:
1曲目)Smoke on the Water(Deep Purple)※東福寺さん
2曲目)It’s Too Late(Carole King)※東福寺さん
3曲目)We’re All Alone(Boz Scaggs)※東福寺さん
4曲目)ケセラセラ(Mrs. Green Apple)※杉山さん
5曲目)全力少年(スキマスイッチ)※森川さん
企業情報:BYD Auto Japan株式会社
設 立:2022年7月
代表者:東福寺 厚樹
所在地:神奈川県横浜市神奈川区金港町1-7 横浜ダイヤビルディング19F
事 業:BYD製乗用車の販売、アフターセールスおよびその他関連事業
~SMBCグループ協力~
『お金とくらしのトリセツ』
講師 :SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 中村 翔平さん
テーマ :「公的医療保険」
内 容 :日本の公的医療保険「国民皆保険」は、全ての国民が加入を義務付けられており、病気やケガの治療費の一部を負担してくれる。保険証を提示することで原則3割の自己負担で診察を受けられ、傷病手当金や出産手当金も支給される。75歳以上になると「後期高齢者医療制度」により1割負担で治療を受けられる。保険料は会社員や公務員は給料から天引きされるが、自営業者は自分で納付する必要がある。医療費が高額になる場合には、高額療養費制度があり、自己負担上限額が設けられている。国民皆保険の制度を理解し、リスクに備えることが重要。
1枚目 Z世代の質問に答える東福寺社長。2枚目 左からZ世代ゲスト森川さん、杉山さん。
模型について話すゲスト(左 東福寺社長、杉山さん、森川さん)
なお、この番組の放送に収まらなかった完全版はAuDee、Spotifyでお聴きいただけます。
・AuDee公式ページはこちら:https://audee.jp/program/show/100000357
さらにZ世代のメディアコミュニティ「Steenz」では、オリジナル動画コンテンツとして、
放送とは異なる目線で、経営者とZ世代の熱のこもった対談の模様を配信していきます。
・Steenz公式ページはこちら:https://steenz.jp/
・アフタートーク動画はこちら:https://www.youtube.com/playlist?list=PL2Dm5ZfZYzvNGfMYghabPcuwyFaufvi8t
■Steenz(スティーンズ)とは?(https://steenz.jp/)
多様性の時代を生きる10代がもつ「自分らしさ」にフォーカスし、その生き様を賞賛し、個性を磨き続けられる社会を実現させるためのメディア・プロジェクト。
■CLUB CEOとは?
「経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組」をコンセプトに、毎週日本を彩る『真の』経営者をゲストにお迎えし、経営者の人柄や事業内容に迫るだけではなく、
小学館が運営する10代向けメディアコミュニティ『Steenz(スティーンズ)』ならびに
幼児から中高生・社会人まで教育サービスを総合的に展開する株式会社ウィザスと連携し、Z世代が持つ「価値観」や「社会課題」を経営者と一緒に考え学んでいく番組です。
<番組概要>
番組名 :「CLUB CEO」
放送局 : interfm
放送日 :毎週日曜日 AM7:00-7:55
進行 :ナビゲーター五十嵐彰(株式会社CMerTV代表取締役社長)