CMerTV

NEWS

「CLUB CEO」放送情報 【123回放送】キヤノンITソリューションズ株式会社 村松 昇 常務執行役員

記事はこちら

経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組「CLUB CEO」(interfm 毎週日曜日朝7:00放送 パーソナリティ:弊社代表五十嵐彰)にキヤノンITソリューションズ株式会社から村松 昇 常務執行役員にご出演いただきました。番組の概要は下記のとおりとなります。

※1枚目後列左からSMBCCF樫村さん、村松さん、五十嵐。前列左からZ世代ゲスト有賀さん、宮下さん。2枚目 左から村松さん、五十嵐。

放送日 : 2024年8月4日(日)朝7:00-7:55
放送局 : interfm
出演者 : 村松 昇(むらまつ のぼる)さん

(キヤノンITソリューションズ株式会社 常務執行役員)

略歴>
1964年生まれ 千葉県立長生高校出身
青山学院大学理工学部物理学科卒後
キヤノン販売株式会社(現キヤノンマーケティングジャパン株式会社)入社
2009年キヤノンITソリューションズ株式会社に出向。
中堅企業向けビジネスのマーケティングを担当
2019年執行役員に就任
2020年上席執行役員に就任
2021年デジタルイノベーション事業を担当
グループ会社であるスーパーストリーム株式会社の代表取締役社長に就任
2023年常務執行役員に就任
2024年常務執行役員として、デジタルイノベーション事業および合併した
スーパーストリーム株式会社の事業担当(現在)

Z世代 : 有賀 心咲さん(早稲田大学 社会科学部 1年生)

活動>高校時代は「高校生の知り得る選択肢の狭さ偏り」に問題意識を持ち、多様なロールモデルや人生の選択肢を知る機会をイベント開催を中心に創出してきた。現在は上京してきて教育ベンチャーでインターンを行う。
夏からは地方留学で福島県南相馬市に1ヶ月間滞在し、教育の問いを見つめ直すと同時に自分探しに励む予定。

Z世代 : 宮下 拓己さん(第一学院高等学校 甲府キャンパス 1年生)

活動>現在メタバース空間で文化祭を実現するために、他のキャンパスの人達と一緒に協力しながら作成を頑張っている。

放送内容:ITソリューション事業の未来を拓く新たなビジョン

キヤノンマーケティングジャパングループのITソリューション事業を担う中核企業として、金融、製造、流通、サービス、公共、文教など、多岐にわたる業界において、最先端のITソリューションを提供している。
システム開発からデータセンターの構築・運用・保守、さらにはソフトウェアやアプリケーションの開発、エンジニアリングシステム構築、組込みシステムの開発まで、広範囲なサービスを手掛けており、各業界のニーズに応じた専門的なソリューションを提供している。

「共想共創カンパニー」を目指す2025年のビジョン
2025年までのビジョンとして、「先進ICTと元気な社員で未来を拓く“共想共創カンパニー”」を掲げている。技術を磨き、社員の活力を高め、お客さまや社会の未来を共に切り拓くという強い思いが込められている。
単にシステムを提供するのではなく、顧客と共にビジネスを創り上げる企業であり続けたいという想いを持ち、「共想共創」の理念のもと、お客様のビジョン実現と社会課題の解決に向けて共に歩んでいくことを目指している。

共想共創:新たなビジネスモデルの確立

「ビジネス共創モデル」「サービス提供モデル」「システムインテグレーションモデル」の3つの事業モデルの確立を目指しており、特に「ビジネス共創モデル」に力を入れている。従来は顧客の要望に応じたシステムを提供することが主な役割であった。
新たなビジネスモデルでは顧客が「なぜそのソリューションを求めるのか」を深く理解することで、本当に必要とされる最適な解決策を提案し、共にビジネスを創り上げていく。顧客の「想い」をデザインし、共に設計していくプロセスが重要視されている。

社会の困りごとに挑む

社会の「困りごと」を顧客として見据えている。災害が多発する日本で、どのようにして社会の困りごとを解決できるかを常に考え、その答えをITソリューションで提供している。例えば、火災時の煙を早期に感知し、スマートフォンに通知するシステムは、キヤノンのカメラ技術とAIを駆使して開発された。

社員が誇りを持てる企業へ—フィードバックが生むモチベーションのエンジン

モノづくりに携わるエンジニアたちは、システム開発の一部を担当するだけではなく、その成果がどのように社会に貢献しているのかをフィードバックとして受け取ることができる。社員一人ひとりが「もうひと頑張り」したくなる環境を整えることで、社会の役に立っていると実感し、さらなる努力を続ける原動力となり、生産性も向上するという好循環が生まれる。
こうしたフィードバックは、社員が「自分の会社を自慢できる」という誇りを持つことにも繋がり、家族や友人に伝えたくなるような企業であることを目指して、同社は日々取り組んでいる。

 

未来創造会議テーマ『デジタル社会の課題』(Z世代→経営者)

有賀さん:日本の「出る杭は打たれる」という風習について、SNSが普及した現在、誰もがメディアや媒体を通じて活動を取り上げられる機会が増えました。しかし、それに伴い、自分の活動に対する意見が増え、人と違うことをすると悪目立ちする傾向が顕著になっています。これをどう克服すればいいのでしょうか?

村松さん:デジタル社会になって影響度が増したことが一因だと思います。出る杭が打たれるという本質的なカルチャーや雰囲気が変わらなければ、根本的な解決にはなりません。当社では、出る杭を大歓迎しています。しかし、影響を考えると躊躇してしまうというのは我々の経営テーマでもあります。我々は「トライ&エラー&トライ」の精神で取り組んでいます。フィンランドはデジタルが進んでいる国で、世界でも上位に入ります。日本は32位です。フィンランドでは10月13日が「失敗を祝う日」として国民の祝日になっており、この素晴らしい文化を真似しようと思い、今年の10月10日にイベントを開催します。

宮下さん:失敗を恐れないことが大事ですね。学校よりもネットの方が「出る杭は打たれる」感じが強い気がします。

未来創造会議テーマ『社会課題に対してITでこんなことが出来たらよいのに、と思うことはありますか?(経営者→Z世代)

村松さん:経営者としてZ世代に聞きたいのですが、ITやデジタル技術を使って社会の困りごとを解決するために、どんなことができたらいいと思いますか?

宮下さん:メタバース上で用意されているオブジェクトはあるものの、ゼロから自分で作るとなると難易度が高くなります。

村松さん:プログラムを簡単に作れるサービスを提供しています。特殊な技能を持つ人がプログラムするのではなく、イメージを持った人が誰でもプログラムできるようなサービスです。専門的に作る人口は減っていますが、ITで作りたいこと、プログラムしたいものは増えています。これを解決することは一つの社会課題の解決策だと思います。

有賀さん:私は、自走できる高校生をもっと増やしたいです。教育格差や情報格差が存在する中で、AIを使って全国の人とつながり、経営者や活躍している方々と気軽に出会い、自分自身の知見を広げるコミュニティを作りたいと思います。

村松さん:それは実に面白いアイデアです。プラットフォームを通じて、世代間を超えて知能や経験をコラボレーションできる場を提供することが重要です。IT技術を活用し、メタバースのような形でその場に行くと会話ができるようにする。どうやってビジネスモデルにするか工夫が必要ですが、非常に面白いと思います。

宮下さん:選択肢が広すぎて定まらないこともありますね。

有賀さん:自分で経験を積んで好き嫌いを理解することが、高校生にとっても良い経験になると思います。

番組を通じてZ世代の感想

有賀さん:一番印象に残ったのは「トライ&エラー&トライ」です。失敗を受け入れて次のステップを応援してくれる大人が多いこと、そして失敗を恐れるのではなく、そこからどう学ぶのかが重要だと勇気づけられました。

宮下さん:社会の困りごとをお客様とみなすという考えが良いと思いました。解決策をニーズとして捉えるのが面白いと感じました。

 

村松さんにとって、ITソリューションの未来とは??

『よき社会へ。I will Happy』

選曲:

1曲目)White Room(CREAM)※村松さん
2曲目)I LOVE YOU,OK(矢沢永吉)※村松さん
3曲目)ライラック(Mrs. GREEN APPLE)※有賀さん
4曲目)夏疾風(嵐)※宮下さん

企業情報:会社名:キヤノンITソリューションズ株式会社

設 立:1982年7月1日
代表者:代表取締役社長 金澤 明
所在地:東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー
事 業:システムインテグレーション/コンサルテーション/アプリケーション・ソフトウェアの開発・販売/
ネットワークインフラ構築/運用・保守サービス/データセンターサービス など
資本金:3,617百万円
社員数:4,000名(2023年12月末日現在・単体)

~SMBCグループ協力~
『お金とくらしのトリセツ』
講師 :SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 さん
テーマ :「マルチ商法」

内 容 :マルチ商法は、多くの人が借金を抱え被害者になるだけでなく、自らが加害者となり被害を広げる危険性がある。
<被害を防ぐためのポイント>
1. 知人や友人からの勧誘でも毅然と断る
2. 甘い誘惑や言葉に惑わされて契約しない
3. 困ったら早めに専門機関に相談する
SNSやマッチングアプリ、料理教室などで勧誘されることが多いため、新しい出会いでビジネスの話を持ち掛けられた場合は注意し、信頼できる家族や友人に相談し、被害を防ぐことが重要。

※ゲストCEOとZ世代ゲストとの収録の様子。(写真左側は村松さん。右側Z世代ゲスト有賀さん(左)、宮下さん(右)


※1枚目後列左から、SMBCCF樫村さん、村松さん、五十嵐。前列左からZ世代ゲスト有賀さん、宮下さん。

 

なお、この番組の放送に収まらなかった完全版はAuDee、Spotifyでお聴きいただけます。

・AuDee公式ページはこちら:https://audee.jp/program/show/100000357

さらにZ世代のメディアコミュニティ「Steenz」では、オリジナル動画コンテンツとして、
放送とは異なる目線で、経営者とZ世代の熱のこもった対談の模様を配信していきます。
・Steenz公式ページはこちら:https://steenz.jp/

・アフタートーク動画はこちら:https://www.youtube.com/watch?v=xBF-VZi9hAg

■Steenz(スティーンズ)とは?(https://steenz.jp/
多様性の時代を生きる10代がもつ「自分らしさ」にフォーカスし、その生き様を賞賛し、個性を磨き続けられる社会を実現させるためのメディア・プロジェクト。

■CLUB CEOとは?
「経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組」をコンセプトに、毎週日本を彩る『真の』経営者をゲストにお迎えし、経営者の人柄や事業内容に迫るだけではなく、
小学館が運営する10代向けメディアコミュニティ『Steenz(スティーンズ)』ならびに
幼児から中高生・社会人まで教育サービスを総合的に展開する株式会社ウィザスと連携し、Z世代が持つ「価値観」や「社会課題」を経営者と一緒に考え学んでいく番組です。

<番組概要>
番組名 :「CLUB CEO」
放送局 : interfm
放送日 :毎週日曜日 AM7:00-7:55
進行 :ナビゲーター五十嵐彰(株式会社CMerTV代表取締役社長)04095