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「CLUB CEO」放送情報 【130回放送】株式会社Trive  代表取締役社長 兼 最高経営責任者(CEO)岡本 俊介様

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経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組「CLUB CEO」(interfm 毎週日曜日朝7:00放送 パーソナリティ:弊社代表五十嵐彰)に株式会社Triveから代表取締役社長 兼 最高経営責任者(CEO) 岡本 俊介様にご出演いただきました。番組の概要は下記のとおりとなります。

※1枚目 後列左から、Z世代ゲスト三好さん、SMBCCF樫村さん、Z世代ゲスト福井さん。前列左から岡本社長、五十嵐。
2枚目 左から岡本社長、五十嵐。

 

放送日 : 2024年9月22日(日) 朝7:00-7:55
放送局 : interfm
出演者 : 岡本 俊介(おかもと しゅんすけ)さん
(株式会社Trive 代表取締役社長 兼 最高経営責任者(CEO))

略歴>
1978年 東京都町田市 生まれ
1997年 私立 海城高等学校 卒業
ラグビー部活動に専念、高校選抜に選ばれる
2004年 早稲田大学理工学部(社会工学系) 卒業
インディーズレコード会社ヒップホップ系を経営
2004年 日本電気株式会社入社
NECミュージックを設立したいとの思いで入社
警察マーケットにおける営業/事業開発へ配属(10年間)
各都道府県警の警察110番通信指令システムの
刷新にてシェアナンバーワンを獲得
金融マーケットにおける営業/事業開発(4年間)
民間生命保険会社の営業システム改革に従事
2018年 株式会社Trive創業 代表取締役

Z世代 : 福井 虎輝さん(社会人)

活動>現在19歳の社会人。イベント業をしながらヤングプレスという会社の立ち上げ準備中。キャリア事業、メディア事業、イベント事業の3つの軸で活動中。20歳の誕生日に法人化を1つの目標にしている

Z世代 : 三好 葵さん(ネットの大学 managara 1年生)

活動>通信制高校を卒業後、ネットの大学managaraで経済学と経営学を学んでいる。大学での勉強と学生チームとアルバイトをしながら、「芸能活動がしたい」という夢に向かって活動中

 放送内容: 笑顔あふれる未来社会を目指して—チャレンジを続けるビジネスエンジニア集団

同社は笑顔あふれる未来社会の創造に向け、絶え間ないチャレンジを続けるビジネスエンジニアの集団である。一人ひとりが、社会の変化に敏感に反応し、日々スキルをアップデートしながら、社会課題に取り組んでいる。事業内容は戦略コンサルティング、システム開発、運用、ものづくり、更にはコーポレートベンチャーキャピタルを通じたアーリーステージのベンチャー企業への投資まで多岐に渡る。常に新しい課題に挑戦し、社会の未来を切り拓いていく姿勢を大切にしている。

社会課題としてのDXへの取り組み

現代社会において、DX(デジタルトランスフォーメーション)は一種の流行と言われている中、同社はその流れを単に待つのではなく、自らが社会の潮流を作り出すことに重きを置いている。特に、ステークホルダーとの合意形成を通じて、社会課題に対する解決策を導き出していくプロセスが重要だと考えている。

アジア中国事情研究会の開催

未来社会の創造に向け、様々なステークホルダーと共に、定期的に研究会を開催している。特に「アジア中国事情研究会」では、米中の覇権争いが続く中、日本がどのようにイニシアチブを取るべきかを議論している。中央省庁や事業会社のリーダーたちが参加し、ここで議論された内容は、国の政策や企業の施策に反映され、同社が得意とするIT分野でその実行に貢献している。

ビジネスエンジニアの人材哲学

同社が目指す「ビジネスエンジニア」とは、単なる技術者ではない。常に笑顔でコミュニケーションを楽しめる仲間であり、互いに協力しながら課題に取り組む姿勢が求められる。特に採用面接においては、「笑顔」を重要な評価基準としており、専門的なスキルに加え、笑顔が持つヒューマンスキルを大切にし、未来を見据えたチャレンジを続けている。

 

未来創造会議テーマ『Z世代の弱み』(Z世代→経営者)

福井さん:これからの時代を生き抜くには、一筋縄ではいかないと思っています。自分の弱みについて悩んでおり、何者かにならなければならないという焦りを感じています。どうすれば何者かになれるのでしょうか?
岡本さん:私が大切にしているキーワードがあります。「強みは徹底的に伸ばし、弱みは気づけばよい」ということです。社員にもよく伝えているのですが、この激しく変化する社会において、強みは自分が好きなことですから、どんどん磨いて成長させることができます。しかし、弱みを克服するには時間がかかります。だから、弱みはただ気づいていればよいのです。大切なのは、弱みを補ってくれる仲間を集めることです。その仲間づくりが組織を作り、ひいては会社の成長に繋がると考えています。
福井さん:Z世代は仲間と一緒に何かをするという団結力が弱いと感じています。
岡本さん:私がレコード会社を立ち上げたとき、熱い想いと「世の中に良い作品を届けたい」という二つの強い願いがありました。そのような思いを持って活動をしていると、徐々に賛同者が集まり、仲間になっていくというイメージです。
福井さん:0から1を生み出すという経験をされていて、理想的な形だと思います。
五十嵐 :仲間に対するパッションはどうですか?
福井さん:もっと多くの人を巻き込むことができると考えているので、今後の課題として持ち帰って考えたいと思います。
五十嵐 :0から1を生み出すときに、当事者の情熱は重要ですか?
岡本さん:とても重要です。リーダーに情熱がなければ周りの人はついてきません。
三好さん:リードしていくということですね?
岡本さん:はい。最初はリードしていくことが大事です。しかし、ビジネスが軌道に乗ると、率いるリーダーシップと導くリーダーシップの両方が必要です。最初は引っ張りますが、徐々に仲間を導き、メンバーを後押ししながら応援する。このバランスを取りながらリーダーシップを使い分けることが大切です。
三好さん:仲間をしっかり見守ることがリーダーには必要ですね。
岡本さん:そうですね。仲間一人一人のコンディションを確認するためには、コミュニケーションが大切です。ただ、これはテクニカルな部分も必要です。経営者は、かっこいいだけではだめで、支えたくなるような存在であることも重要です。時には弱さを見せて、仲間が「支えたい」と思うようにすることが大切ですね。
三好さん:お互いに支え合うことが、良い関係を築くうえで重要なんですね。
岡本さん:その通りです。コロナ禍は良い転換期だったと思っています。会社内でのコミュニケーション量を増やすことを意識するようになりました。対面でのコミュニケーションは質が高いですが、集まるには労力がかかります。一方で、リモート会議では頻度を上げることができ、コミュニケーションの総量は増やせます。アナログとデジタルを組み合わせ、コミュニケーションの質と量を両立させることが大切だと思います。

三好さん:僕も大学で遠隔にいるメンバーと活動していますが、コミュニケーションの重要性を再認識しました。
岡本さん:経営者として、社員とのコミュニケーション計画を立てることが非常に大切です。例えば、1on1のミーティングを週1回行うなど、デジタルかアナログかを問わず、思いを発信し、社員に伝える手段を組み合わせていくことが重要です。雑談も大切で、日常的に行うことで、話しやすい環境が生まれます。
三好さん:日常会話の大切さを学びました。僕は見た目にコンプレックスがあり、年上に見られるのが嫌です。岡本さんなら、こうしたコンプレックスをどう乗り越えますか?
岡本さん:経営者としての日々は映画のようで、ジェットコースターのような日もあります。私はメンターをつけることが大事だと思っています。独立したとき、NEC時代の上司にメンターになってもらい、毎月1時間ほど悩みを相談していました。それを2年間続け、経営者としての考え方が形づくられました。一人で抱え込まず、相談することが大切です。
三好さん:相談するのは苦手ですが、取り組んでみたいです。
岡本さん:書くことも非常に大切です。日々やっていることを記録することで思考が整理され、それが羅針盤になります。

未来創造会議テーマ『現代の社会における違和感』(経営者→Z世代)

岡本さんTriveは、社会課題に着目して事業を展開しています。私は、違和感、つまり社会の「GAP」にこそビジネスチャンスがあると考えています。そこで、Z世代が感じる””違和感””とは何かについて議論したいと思います。
三好さん:僕が感じる違和感は、自分の考えを表に出さないことです。例えば、ネットでは匿名で誹謗中傷できるけれど、面と向かっては言えない。この点は、ネットが普及している現代特有のギャップだと思います。
岡本さん:確かにそうですね。タモリさんも「匿名を認めません」と言っていますよね(笑)。SNSの普及がこうした現象を生んでいるのでしょうね。
福井さん:お互いを認めにくい時代になっていると感じます。良い記事でも、ひがみのようなコメントがつくことがありますからね。
岡本さん:私たちの社是にも「お互いのメンバーの活動を評価しましょう」と掲げています。例えば、チャット上で誰かが発言したら「いいね」をつけるなどのアクションを推奨しています。寛容性を持つことが重要だと思いますね。

番組を通じてZ世代の感想

福井さん:印象に残っているのが「コミュニケーション計画」のお話です。一緒に事業をやっている仲間とも事業の話しかしていなかったので、ヤング世代としてできることを楽しくやっていきたいので、取り入れていきたいと思いました。
三好さん:強みは徹底的に磨いて、弱みは気付くというお話が印象に残っています。 将来、芸能活動をしていきたいと思っているので、好きな音楽等を磨いて、弱みを補ってくれる仲間を見つけていきたいです。また、弱みも個性として大事にしていきたいです。

岡本さんにとって、「会社経営とは?」
『演出 = 場の創造です』

選曲:

1曲目)WILD WORLD(CAT STEVENS)※岡本さん
2曲目)Who Needs Forever(Astrud Gilberto)※岡本さん
3曲目)ブレーメン feat.優里 (BAK)※福井さん
4曲目)I wonder(Da-iCE)※三好さん

企業情報:株式会社Trive

設 立:2018年3月1日
代表者:岡本 俊介
所在地:〒108-0075 東京都港区港南2-16-1 品川イーストワンタワー4F
事 業:コンサルティング、システム開発/運用、ものづくり、
CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)
資本金:2,000万
社員数:54名

~SMBCグループ協力~
『お金とくらしのトリセツ』
講師 :SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 樫村 大輔さん
テーマ :「リスクとリターン」

内 容 :
リターンとは?
「リターン」とは、資産運用を行うことで得られる「収益」のことを示す。
投資の目的は、このリターンを得ることにあるが、同時に避けて通れない「リスク」が存在する。
リスクとは何か?
一般的に「リスク」という言葉は「危険」を意味するが、投資の世界では意味が
少し異なる。リスクとは「結果が不確実であること」、つまり「将来の収益がどれだけ変動するか」を示す。具体的には「リターンの振れ幅」がリスクを指し、
リターンが大きく変動することが「リスクが高い」と言われる所以である。
リスクとリターンの関係
リスクとリターンは切り離せない関係であり、一般的にはリスクが大きいほど
リターンも大きくなる傾向があり、これを「ハイリスク・ハイリターン」と呼ぶ。
反対に、リスクが小さいものはリターンも控えめで、「ローリスク・ローリターン」と呼ぶ。残念ながら、ローリスク・ハイリターンの商品は存在しない。
リスクとリターンのバランスを考える
投資において重要なのは、自分の投資目的に応じてリスクとリターンのバランスを
取ることである。また、自分の投資目的を明確にし、どの程度のリスクを許容できるかを考えることが大切であり、その上で、最適な商品を選ぶことが、資産形成の成功に繋がる。

<収録の様子>


※ゲストCEOとZ世代ゲストとの収録の様子。(写真左側は岡本社長。右側Z世代ゲスト福井さん(左)、三好さん(右)


※Triveのロゴが入ったTシャツ。右側はステッカー。
なお、この番組の放送に収まらなかった完全版はAuDee、Spotifyでお聴きいただけます。

・AuDee公式ページはこちら:https://audee.jp/program/show/100000357

さらにZ世代のメディアコミュニティ「Steenz」では、オリジナル動画コンテンツとして、
放送とは異なる目線で、経営者とZ世代の熱のこもった対談の模様を配信していきます。
・Steenz公式ページはこちら:https://steenz.jp/

・アフタートーク動画はこちら:https://www.youtube.com/watch?v=xBF-VZi9hAg

■Steenz(スティーンズ)とは?(https://steenz.jp/
多様性の時代を生きる10代がもつ「自分らしさ」にフォーカスし、その生き様を賞賛し、個性を磨き続けられる社会を実現させるためのメディア・プロジェクト。

■CLUB CEOとは?
「経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組」をコンセプトに、毎週日本を彩る『真の』経営者をゲストにお迎えし、経営者の人柄や事業内容に迫るだけではなく、
小学館が運営する10代向けメディアコミュニティ『Steenz(スティーンズ)』ならびに
幼児から中高生・社会人まで教育サービスを総合的に展開する株式会社ウィザスと連携し、Z世代が持つ「価値観」や「社会課題」を経営者と一緒に考え学んでいく番組です。

<番組概要>
番組名 :「CLUB CEO」
放送局 : interfm
放送日 :毎週日曜日 AM7:00-7:55
進行 :ナビゲーター五十嵐彰(株式会社CMerTV代表取締役社長)04095