CMerTV

NEWS

「CLUB CEO」放送情報 【132回放送】株式会社みらいワークス 岡本 祥治 代表取締役社長

記事はこちら

経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組「CLUB CEO」(interfm 毎週日曜日朝7:00放送 パーソナリティ:弊社代表五十嵐彰)に株式会社みらいワークスから岡本 祥治 代表取締役社長にご出演いただきました。番組の概要は下記のとおりとなります。

※1枚目 後列左から、Z世代ゲスト早川さん、SMBCCF幸田さん、Z世代ゲスト髙橋さん。前列左から岡本社長、五十嵐。 2枚目 左から岡本社長、五十嵐。

放送日 : 2024年10月6日(日)朝7:00-7:55
放送局 : interfm
出演者 :岡本 祥治(おかもと ながはる)さん
(株式会社みらいワークス 代表取締役社長)

略歴>
1976年 神奈川県川崎市生まれ
1995年 慶應義塾大学理工学部入学
大学卒業後、アクセンチュアへ就職(テクノロジー部門、戦略部門)
2005年 ベンチャー企業へ転職(経営企画室責任者)
在籍中に法人設立、47都道府県を旅する過程で「日本を元気にしたい」という思いから起業を決意
2012年 株式会社みらいワークス創業
2017年 東証マザーズ(現・東証グロース)上場

Z世代 : 髙橋 賢人さん(聖学院高等学校 Global Innovation Class 2年生)

活動>一般社団法人Sustainable Gameの代表を務め、『課題は人間の行動の原動力』をモットーに、中高生の社会的アクションのしやすい未来を目指し活動中。最近は、迷える子羊とも言える若者のアイデンティティ探しの旅を手助けする方法を模索している

Z世代 : 早川 千鶴(早稲田大学 創造理工学部 環境資源工学科 2年生)

活動>アナウンサー志望の理系女子大学生。普段は学生リポーターや学生キャスターなどの活動をしている

放送内容:日本のみらいを支えるプロフェッショナル人材の挑戦

みらいワークスは「日本のみらいの為に挑戦する人材を増やす」をミッションに掲げ、プロフェッショナル人材の挑戦をサポートするエコシステムの創造を目指している。人生100年時代、雇用や契約形態、働く場所に縛られない新しい働き方の機会を提供し、挑戦を支援することで、プロフェッショナル人材が自分の「ライスワーク」と「ライフワーク」を両立できる社会の構築を目指している。

ライスワークとライフワークの両立
「ライスワーク」とは、生活のために働くこと、「ライフワーク」とは人生をかけて取り組みたい事という考え方がある。新卒で入社する際、多くの人はライスワークとライフワークの両方が実現できるような会社を選ぶが、20年、30年経つとライフステージや価値観が変わり、ライフワークが変わることがよくある。しかし、日本では転職率が低いため、同じ会社で同じ仕事を続け、次第に仕事がライスワーク化してしまうケースが多い。同社は、プロフェッショナルな人材が誇りを持ち、日々の仕事に充実感を感じながら輝くことで、日本を元気にしたいと考えている。そんな大人たちを見た若者が「仕事ってかっこいい」と感じる社会を創り出し、未来を支える力強いエコシステムの構築を目指している。

プロフェッショナル人材マッチングプラットフォーム
同社は、主に月100万円以上稼ぐフリーランスのプロフェッショナル人材に特化したマッチングプラットフォームを運営している。
大企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)や新規事業立ち上げにおいて、こうしたプロ人材が活躍できる場を提供することを目的としている。
さらに、地域創生事業にも力を入れており、東京で活躍する高年収のサラリーマンやプロフェッショナル人材が、副業として地方の中小企業を支援できる仕組みを提供している。たとえば、年収1000万円クラスのプロ人材が月3万円程度の報酬で10〜15時間、地域の課題解決に貢献するという形で、デジタル分野で課題を抱える地域に、東京の人材が適正な価格で力を貸すことで、地域社会にも新たな価値を提供している。


プロフェッショナル人材サービスの実績

プロフェッショナル人材サービス事業では、2024年7月末時点で登録者数が8万人を突破。この膨大な人材のエネルギーを日本の未来のためにどのように活かしていくかが、同社の今後の大きな課題となっている。同社のプラットフォームを通じて、すべての人が自分に合った挑戦の機会を見つけ、実現できるようサポートを続けている。

ライフワークデザインのすすめ

岡本さんの著書『ライフワークデザイン』(プレジデント社)は、従来の企業勤めに縛られず、柔軟にキャリアを選び取るために、自分の「ライフワーク」を見出し、独立や副業などの選択肢を活かして、自由で豊かな働き方を実現する方法を提案している。ラジオではライフワークを見つけるための具体的なステップに触れ、最初の一歩は、ボランティアや副業といった小さなステップでも十分。自分がどんな感情になるか、何に喜びを感じるかを試すことで、本当にやりたいことが見えてくると岡本さんは話している。
画像3

未来創造会議テーマ『転職が当たり前の時代になった理由 』(Z世代→経営者)

早川さん:近年、転職という選択肢がより一般的になってきましたが、その理由や転換点は何でしょうか?
岡本さん:社会的に起きている変化でいうと、ビジネスのスピードが加速しています。今では、20〜30年でビジネスモデルを変えなければ生き残れない時代になりました。50年働くことを前提にすると、同じ形で続く会社はほとんどなく、自分が変化に適応できないと考える人が増えています。特に大企業では、バブル世代などで上のポジションが埋まっていて、20代の若手が入社しても、上の世代を見て危機感を覚え、転職を考えることが増えているのではないでしょうか。一方で、上の世代の人たちは変化を経験しておらず、転職に対して前向きではない方が多いです。日本の年間の転職率は労働人口に対して約5%で、先進国の中では最も低く、アメリカでは20%台です。転職が増えたとはいえ、まだまだ低い状況です。成熟産業に人材が集まってしまい、成長産業に人材が流れていかない現状があります。人材の流動性を2桁以上に増やさないと、日本の経済は活力を取り戻せないと考えています。

早川さん:転職率が上がるためには、どうしたら良いと思いますか?

岡本さん:転職は「お試し」と同じような感覚だと思います。いきなりゼロイチで転職するのは怖いので、まずは副業やお手伝いから始めることで、外の世界でどれだけ自分が通用するか、やりたいことが何かを見極めることができます。多くの人は転職にエージェントを利用すると思いますが、エージェントにも色んな人がいて、その人のためにという考え方をしてくれる人もいれば、営業で数字をあげるためにしている人もいるので、やはり目利きが必要です。初めて転職する人にはハードルが高いかもしれません。大切なことは「ベストな選択肢」を見つけるのではなく、「ベター」、つまりより良い選択を見つけることです。そして、決めたことを自分で正解にしていくという考え方も重要です。そうすれば、色々なことにチャレンジしやすくなると思います。

未来創造会議テーマ『中高生がもっと輝くためには何をするべきか?』(経営者→Z世代)

髙橋さん:コロナ自粛時代に考えていたことを、今回の対談のテーマにさせていただきました。私は中高生時代にこのテーマを持ちながら過ごしてきました。中高生がもっと輝くためには、何をするべきだと思いますか?

岡本さん:将来輝くための考え方と、今輝くための考え方があると思います。 将来輝くために、今の活動が重要です。特に、選択肢を広げるための行動が大切です。例えば、海外に行く経験は非常に良いと思います。移動距離が長いほど、自分の成長に繋がるというのはよく言われています。また、色々な人の話を聞くことも大事です。仕事や働くことが何かに向き合うことも重要です。働くことは人生の大部分を占めます。学生時代に見えている職業は、目に見える一部のものに限られていることが多いです。特にBtoBの企業は学生にはあまり見えていないですが、社会的に意義のある企業も多いです。そうしたところに興味を持つことで、選択肢が広がるのではないでしょうか。選択肢を広げるために時間を使うことが、将来輝ける要素だと思います。

髙橋さん:中高生がよく抱える悩みの一つに、「色々な大人に出会え」と言われます。私も今日、岡本さんに初めてお会いしてお話できましたが、学校の先生や親以外に話せる大人を見つけるには、どんな場所に行けば良いと思いますか?

岡本さん:普通の活動では、会える大人に限界があると思います。大人が集まるコミュニティに顔を出してみることや、大学生など少しずつ目線を上げていくことが良いのではないでしょうか。また、芋づる式に色々な人を紹介してもらうのも効果的だと思います。

番組を通じてZ世代の感想

髙橋さん:岡本社長の「ベターな選択をする」という言葉がとても印象に残っています。人生は決断の連続で、失敗を恐れて踏み切れないことがよくありますが、「ベストではなくベターな選択をする」という言葉をいただいて、背中を押された気がしました。

早川さん:「スモールステップ」のお話が心に残っています。
自分のやりたいことや目標に対して、時に途方もない距離を感じることがありますが、まずは小さいことから始めることが大事だと感じました。お試しで小さなことから始めてみることで、自分のやりたいことを見つけていけば良いのだと。まずはやってみる、という姿勢が大切だと学びになりました。

岡本さんにとって、「ライフワークデザインとは?」
 『終わりなき旅』

選曲:

1曲目)時の描片〜トキノカケラ〜(EXILE)※岡本さん
2曲目)歩いて帰ろう(斉藤和義)※岡本さん
3曲目)満ちていく(藤井風)※髙橋さん
4曲目)青春なんていらないわ(三月のパンタシア)※早川さん

企業情報:株式会社みらいワークス

設 立:2012年3月14日
代表者:代表取締役社長 岡本 祥治(おかもと ながはる)
所在地:本社 東京都港区虎ノ門
支社 関西支社/九州支社/東北支社/甲信越支社
事 業:プロフェッショナル人材事業/コンサルティング事業/実践型リスキリング事業/オープンイノベーション事業/地方創生事業
資本金:77,315千円(2024年3月31日時点)
社員数:250人※有期契約社員、業務委託・派遣社員等を含む (2024年6月30日時点)

~SMBCグループ協力~
『お金とくらしのトリセツ』
講師 :SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 幸田 慎吾さん
テーマ :「お金を借りる」

内 容 :キャッシュレス社会の進展
最近では「キャッシュレス社会」が進んでおり、キャッシュレスで支払う際には、事前にチャージしておくことが一般的。
さらに、クレジットカードと紐付けて後払いにすることで、一時的にお金を借りていることになる。
お金の借り方とその重要性
「お金を借りる」と聞くと、一般的には大きな買い物を想像するかもしれないが、実際には日常の買い物でも多くの人が利用している。
そのため、自分が支払える金額を把握し、無理のない範囲で利用することが非常に大切となる。「借りすぎ」は、後の支払いが厳しくなるだけでなく、本当にお金が必要なときに借りられない状況を招くこともあるため、計画的な利用を心がけることが重要。

※ゲストCEOとZ世代ゲストとの収録の様子。(1枚目 左から岡本社長、早川さん、髙橋さん。
2枚目 左から岡本社長、SMBCCF幸田さん、Z世代ゲスト早川さん、髙橋さん、五十嵐。

※収録の様子(写真左側 岡本社長、写真右側 Z世代ゲスト早川さん、髙橋さん)
画像8※収録の様子(岡本社長の愛用カバンを紹介)

 

なお、この番組の放送に収まらなかった完全版はAuDee、Spotifyでお聴きいただけます。

・AuDee公式ページはこちら:https://audee.jp/program/show/100000357

さらに、CLUB CEO公式YouTubeチャンネルでは「Z世代が聞きたい質問!」シリーズを公開中です!
「採用面接で重視するポイント」や「ゲストCEOの日常ルーティーン」など、普段はなかなか聞けない内容をショート動画でお届けしています。ぜひご覧ください!

みらいワークス岡本社長の回はこちらからご視聴いただけますhttps://www.youtube.com/playlist?list=PL2Dm5ZfZYzvMJ4yyhlBakg_ITrCd0fqdn

■Steenz(スティーンズ)とは?(https://steenz.jp/
多様性の時代を生きる10代がもつ「自分らしさ」にフォーカスし、その生き様を賞賛し、個性を磨き続けられる社会を実現させるためのメディア・プロジェクト。

■CLUB CEOとは?
「経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組」をコンセプトに、毎週日本を彩る『真の』経営者をゲストにお迎えし、経営者の人柄や事業内容に迫るだけではなく、小学館が運営する10代向けメディアコミュニティ『Steenz(スティーンズ)』ならびに幼児から中高生・社会人まで教育サービスを総合的に展開する株式会社ウィザスと連携し、Z世代が持つ「価値観」や「社会課題」を経営者と一緒に考え学んでいく番組です。

<番組概要>
番組名 :「CLUB CEO」
放送局 : interfm
放送日 :毎週日曜日 AM7:00-7:55
進行 :ナビゲーター五十嵐彰(株式会社CMerTV代表取締役社長)04095