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経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組「CLUB CEO」(interfm 毎週日曜日朝7:00放送 パーソナリティ:弊社代表五十嵐彰)に株式会社Fast Fitness Japanから山部 清明 代表取締役社長ご出演いただきました。番組の概要は下記のとおりとなります。
※1枚目 前列左から山部社長、五十嵐。後列左から、Z世代ゲスト渕上さん、SMBCCF鈴木さん、Z世代ゲスト篠原さん
2枚目 山部社長
放送日 :2024年11月3日(日) 7:00~7:55
放送局 : interfm
出演者 : 山部 清明(やまべ きよあき)さん
(株式会社Fast Fitness Japan 代表取締役社長)
略歴>
1960年 生まれ 熊本県出身
1984年 西南学院文学部英文科卒後、日本ロシュ入社
ファートリテイリングでユニクロのロンドン店の立ち上げを行った後、ジョンソン・エンド・ジョンソンのカンパニープレジデントなどヘルスケア企業の要職を歴任
2022年 Fast Fitness Japan社外取締役
2023年 同社代表取締役社長
その他>
スイスIMDで経営修士号(MBA)取得
※世界トップクラスのビジネススクールIMD
(International Institute for Management Development)
Z世代 : 渕上 駿介さん(慶應義塾大学 環境情報学部 2年生)
活動>TVCMやPVを中心に映像監督を行うクリエイター
人々が熱狂し、ワクワクできる空間と時間の演出の探求
また、SFC発のクリエイティブサークル「sense.」代表
Z世代 : 篠原 亜水さん(立教大学 社会学部 4年生)
活動>留学生のサポートボランティア、理系学生の採用支援サービスを提供するHR Techカンパニーでのインターンシップを経験
その後、3年間立教大学を休学し、カナダでフィットネス・ヘルスを学び、現地でパーソナルトレーナーとして活動、今年9月から復学。将来は日本のウェルネス産業を盛り上げ未病を推進することで上流から医療や福祉業界を支えることが目標
放送内容:エニタイムフィットネス、日本での急成長とその魅力
エニタイムフィットネスは、国内47都道府県に1163店舗(2024年9月末現在)を展開する、24時間年中無休のフィットネスジムで、日本におけるマスターフランチャイジーとして事業を展開している。アメリカで始まったブランドであり、全世界に約5500店舗を展開。そのうち約20%強が日本でシェアを占めている。当初、24時間営業でマシンに特化し、スタッフが夜間には常駐しないというビジネスモデルは前例が無かったが、若い世代を中心に支持を得て、店舗数は急速に増加。日本全国でその名を知られる存在となっている。
地道な努力と快適な空間づくり
山部さんは、エニタイムフィットネスが成功する背景には
「安心・安全・清潔・快適な空間を長年にわたって磨き上げてきた先人の方々の地道な努力がある」と話された。さらに、スターバックスのデザインを手がける会社がロゴや内外装のデザインを担当し、最新かつ高品質のマシンを揃えることで、利用者が座った瞬間に違いを感じることができるのも魅力であると語っている。また、鍵かアプリが入ったスマホひとつで、国内外のエニタイムフィットネスを利用できる利便性も、多くの会員に支持されている。
ターゲットと会員数の増加
ターゲット層は老若男女幅広く設定されているが、メインの利用者は20代から40代の男性が約8割を占めている。しかし、女性でも利用しやすいマシンが揃えられており、幅広い層に対応している。国内の会員数は90万人を突破し、毎年約10%の増加を続けている。さらに、ドイツやシンガポールへの出店も果たし、海外展開も加速している。ゲストの学生2人もエニタイムユーザーであり、渕上さんは「僕も利用していますが、周りにもエニタイムフィットネスを利用している方は多くいます」と述べ、篠原さんも「ボディメイクが流行している影響もあり、社会人の利用者が多い印象です。エニタイムフィットネスを知らない方はいないと思います」と語っている。
「ヘルシアプレイスをすべての人々へ!」
エニタイムフィットネスは、24時間ジムの運営を通じて、誰もが健康的で心豊かな暮らしを実現できる社会を目指している。現代では、仕事や生活のリズムが多様化し、時間に縛られない柔軟なライフスタイルが求められている。いつでも利用できる24時間のアクセス環境を整えることで、忙しい毎日の中でも健康的な習慣をサポートしている。さらに、安心して利用してもらうために、施設内には、あらゆる角度からの監視を可能にするために監視カメラを設置し、異常があれば迅速に警備員が駆けつける体制を完備。安全・安心・快適・清潔な運動空間で、誰もが自分らしく健康づくりに取り組める場を提供している。
未来創造会議テーマ『日本人の健康意識』(Z世代→経営者)
渕上さん:僕の周りには健康意識があると感じています。SNSでも自分がトレーニングしている姿をアップする人が多く、そうした文化は広まっているのではないでしょうか。
篠原さん: 確かに、ジムに行くのがかっこいいという風潮があると感じています。これは、体感的にも広がっている印象ですね。
山部さん:我々が目指しているのは、老若男女を問わず、誰もがいつでもジムに通うのが当たり前になる社会です。若い方だけでなく、お年寄りも、空いた時間に少しジムに立ち寄れるような場所を提供することで、国民全体の健康づくりに貢献したいと考えています。
渕上さん: エニタイムの気軽さが素晴らしいと感じます。確かに、美味しいものを食べてリラックスする方が楽ですが、トレーニングは「きつい」「苦しい」というイメージがありますよね。ただ、実際には、潜在的に 違った思いや感情があるのではないかと思います。
篠原さん:そうですね。多くの人が「行きたいけど面倒くさい」と感じる怠惰な気持ちはあると思います。ただ、その裏には「良く見せたい」といった気持ちや、やるせなさが潜んでいて、エニタイムの行きやすさや便利さがその気持ちを後押ししているのだと思います。
山部さん: おっしゃる通りです。私たちはお客様が何を望んでいるのか、エニタイムフィットネスで何を実現したいのかを把握することが重要です。エニタイムは単にトレーニングをする場ではなく、ライフスタイルブランドとして、お客様が自己実現を目指し、なりたい自分になる場所、居心地の良い空間でありたいと思っています。昨年12月からは全国規模のプロモーションを展開し、以前行っていなかったテレビCMやSNSでの頻繁な宣伝を始めました。ブランドの認知拡大はもちろんですが、「もっと自分を楽しむ力を」というメッセージを伝えるためでもあります。
未来創造会議テーマ『仕事に対する価値観』(経営者→Z世代)
山部さん:皆さんが考えている仕事に対する価値観について、具体的には、柔軟な働き方、リモートワーク、ワークライフバランス、副業やパラレルキャリア、キャリアパス、多様性などです。その中で特に響く言葉についてお話しできればと考えています。
渕上さん:私は映像の仕事をメインにしているので、一般的な職場とは違い、決められた時間で働くということがありません。企画や演出を考える中で、常に仕事のことを思考している状態です。時間のバランスは自分でコントロールするのが難しいと感じることも多いですね。仕事を与える側も、それを完全にコントロールできるわけではないですし。
山部さん:好きなことに没頭すると、あっという間に何時間も経ってしまうというのは、よくありますよね。若い頃は体力的に問題ないかもしれませんが、年を重ねるにつれてバランスを取ることが重要になります。さもなければ、体調を崩してしまうこともあります。
篠原さん:リモートワークや柔軟な働き方の選択肢が増えたことは大きな変化だと思います。私が日本に戻ってきて一番感じたのは、日本の人たちは本当に「働きやさん」だなということです。渕上さんが言っていた「没頭してしまう」という点は、好きなことであれば頑張れる部分もあるかもしれません。でも、多くの人は責任感で働いている部分が大きいです。若いうちはそれでも頑張れますが、長く続けることを考えた時には、セルフケアも大切だと思います。柔軟な働き方が広がることで、それが可能になっているのは良い傾向ですよね。
山部さん:本当にその通りです。人には様々なライフステージがありますよね。例えば、小さなお子さんが生まれたばかりの時に、柔軟な働き方の制度がないと仕事ができなくなり、結果として国全体の力にも影響が出る事になります。だからこそ、日本の政府や企業も、働き方を柔軟にする事に力を入れているのだと思います。
篠原さん:私も実はまだカナダにクライアントがいて、日本からリモートでトレーニングを提供しています。柔軟な働き方は、グローバルに広がっていて、日本国内でも働き方の選択肢が増えてきました。本当に選択肢が広がったと感じます。
番組を通じてZ世代の感想
渕上さん: なぜこれほどまでに筋トレをする人が増えたのか、ずっと疑問に思っていたんです。しかし、先ほど山部さんがおっしゃっていた“自己実現”や“こうなりたい”を叶えるという部分に、若い人たちの潜在的な意識があるのかもしれないと思いました。
篠原さん:私が特に印象に残ったのは、山部さんの「誰でも」という言葉です。そこがとても大きなポイントだと思いました。60代、70代の方も含めた未来を描かれているところに、日本にとって第二の家のような未来が見えた気がしました。
山部さんにとって、「エニタイムフィットネス」とは??
> 『なりたい自分になれる場所』
選曲:
1曲目)Against All Odds(Phil Collins)※山部さん
2曲目)You Make Loving Fun(フリートウッド・マック)※山部さん
3曲目)Continues(星野源)※渕上さん
4曲目)Eenie Meenie(Sean Kingston & Justin Biebe)r※篠原さん
企業情報:株式会社Fast Fitness Japan
設 立:2010年5月
代表者:山部 清明
所在地:160-0023 東京都新宿区西新宿六丁目3番1号 新宿アイランドウイング 10階
事 業:スポーツ施設の企画並びに経営、フィットネスフランチャイズの経営、
フィットネス事業コンサルタント
資本金:2,195百万円(2024年3月31日現在)
社員数:255名(2024年3月31日現在)
~SMBCグループ協力~
『お金とくらしのトリセツ』
講師 :SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 鈴木 裕子さん
テーマ :「働くということ」
内 容 :多様性の時代における働き方の選択肢
現代の雇用形態は大きく分けて二種類、正規雇用と非正規雇用に分類される。正規雇用は一般的に正社員を指し、一方で非正規雇用はアルバイトやパート、契約社員、派遣社員などを含む。
非正規雇用のメリットとデメリット
メリット:勤務時間や勤務場所をある程度柔軟に調整できる。ライフスタイルに合わせた働き方が可能。
デメリット:長期間勤めても昇給幅が少ない場合が多く、正規雇用者が享受できる各種手当や福利厚生が受けられないこともある。
女性の働き方と収入格差
特に女性の場合、正規雇用として働いていたものの、出産や育児を機に職場を離れるケースが多く見受けられる。育児が落ち着いた後に再び働き始める際には、非正規雇用の職に就くことが多く、これが男女間の収入格差を生む要因の一つとなっている。
自分に合った働き方を考える
正規雇用と非正規雇用、それぞれのメリットとデメリットを踏まえて、自分のライフスタイルに合った働き方を模索することが大事であり、多様性の時代において、柔軟な働き方が私たち一人ひとりの可能性を広げる鍵となる。
※ゲストCEOとZ世代ゲストとの収録の様子。(写真左側は山部社長。右側Z世代ゲスト篠原さん(左)、渕上さん(右)
※前列左から山部社長、五十嵐。後列左から、Z世代ゲスト渕上さん、SMBCCF鈴木さん、Z世代ゲスト篠原さん
なお、この番組の放送に収まらなかった完全版はAuDee、Spotifyでお聴きいただけます。
・AuDee公式ページはこちら:https://audee.jp/program/show/100000357
さらに、CLUB CEO公式YouTubeチャンネルでは「Z世代が聞きたい質問!」シリーズを公開中です!就活・起業を目指す学生に、このチャンネルでしか聞けない経営者の生の声を配信しています。CLUB CEOのYouTubeチャンネルをぜひチェックしてみてください!
・公式Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/@CLUBCEO-rm9kx
・株式会社Fast Fitness Japan 山部さん: [こちらからご視聴いただけます]
■Steenz(スティーンズ)とは?(https://steenz.jp/)
多様性の時代を生きる10代がもつ「自分らしさ」にフォーカスし、その生き様を賞賛し、個性を磨き続けられる社会を実現させるためのメディア・プロジェクト。
■CLUB CEOとは?
「経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組」をコンセプトに、毎週日本を彩る『真の』経営者をゲストにお迎えし、経営者の人柄や事業内容に迫るだけではなく、
小学館が運営する10代向けメディアコミュニティ『Steenz(スティーンズ)』ならびに
幼児から中高生・社会人まで教育サービスを総合的に展開する株式会社ウィザスと連携し、Z世代が持つ「価値観」や「社会課題」を経営者と一緒に考え学んでいく番組です。
<番組概要>
番組名 :「CLUB CEO」
放送局 : interfm
放送日 :毎週日曜日 AM7:00-7:55
進行 :ナビゲーター五十嵐彰(株式会社CMerTV代表取締役社長)