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「CLUB CEO」放送情報 【139回放送】一般社団法人 大学スポーツ協会(UNIVAS) 池田 敦司 専務理事

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経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組「CLUB CEO」(interfm 毎週日曜日朝7:00放送 パーソナリティ:弊社代表五十嵐彰)に一般社団法人 大学スポーツ協会(UNIVAS) から池田 敦司 専務理事にご出演いただきました。番組の概要は下記のとおりとなります。

※1枚目 前列左から池田さん、五十嵐。後列左から出口さん、SMBCCF鈴木さん、松澤さん。2枚目 左から池田さん、五十嵐。

放送日 :2024年11月24日(日) 7:00~7:55
放送局 : interfm
出演者 : 池田 敦司(いけだ あつし)さん
(一般社団法人 大学スポーツ協会(UNIVAS) 専務理事)

略歴>
1956年生まれ 仙台市出身 仙台一高
1979年 早稲田大学卒業後
西武百貨店入社
営業・顧客戦略・販売促進、マーケティング業務
2005年 48歳の時に楽天イーグルスの創設に参画
取締役副社長としてボールパーク構想・地域密着戦略を推進
プロスポーツビジネスモデル確立
2013年 球団創設9年目に日本一を経験
パリーグ合同事業会社(PLM)の取締役等を歴任
パリーグのマーケティング拡大を推進
2015年 ヴィッセル神戸代表取締役社長
集客強化とスタジアム営業の改革を図る
※プロ野球とプロサッカーの2大プロスポーツの経営執行を歴任
2017年 仙台大学教授
2019年3月 大学スポーツ協会専務理事就任(現職)

Z世代 : 松澤 光春さん(第一学院高等学校 町田キャンパス 3年生)

活動>ゴルフのプロテストに向けての練習と、大学受験勉強へ取り組む

Z世代 : 出口 琉之介さん(新潟産業大学 経済経営学科 3年生)

活動>大学スポーツは、学生たちの成長を促し多くの感動を生み出す貴重な舞台である。しかし、世間で注目を集めるのは一部の競技に限られ、多くのスポーツがその魅力を十分に発信できていないのが現状。そこで、UNIVASは大学スポーツ全体の振興を目的として2019年に設立され、幅広い取り組みを展開している

放送内容:目指すのは「大学スポーツのさらなる発展」

UNIVASは大学スポーツを盛り上げ、スポーツに取り組む学生の数を増やすことを目標に掲げている。ただ競技をするだけではなく、学生が安心してスポーツに取り組める環境を整備し、喜びを感じる瞬間や、晴れの舞台を提供することを大切にしている。大学スポーツの特色は、実に多様な競技が存在することである。バスケットボールやバレーボール、野球といった注目競技だけではなく、30以上の種目が大学スポーツの中で行われている。UNIVASは、この幅広い競技の魅力を発信し、より多くの人々にその価値を知ってもらいたいと考えている。

インターネット配信と観戦アプリ「UNIVAS Plus」

大学スポーツの普及を加速させるために、UNIVASは2020年、インターネットでの試合配信に加え、観戦アプリ「UNIVAS Plus」をスタート。このアプリを使えば、スマートフォンから簡単に試合を視聴することが可能。これにより、学生たちの活躍の場が広がると同時に、大学スポーツの観戦文化を築く一助となっている。

スポーツを通じた人間力の向上

大学生活の中で4年間スポーツを続けることは容易ではないが、その過程で得られるものは計り知れないと池田専務は語っている。スポーツに打ち込むことで培われる計画力、実行力、課題を見つける力は、社会に出てからも大いに役立つスキルであり、「会社で求められている人材は、学生時代の運動部のマネージャーをやっていた学生が重宝される」といった声はよく聞かれる。UNIVASは、このような価値を現役の学生にも実感してもらうため、セミナーを開催し、スポーツを通じた学びや成長の重要性を啓発している。

 

未来創造会議テーマ『学生スポーツの未来』(Z世代→経営者)

松澤さん:競技人口が年々減少していることについて、今後どのような取り組みや対策を講じるべきか考えています。特に、私が取り組んでいるゴルフのようにお金がかかるスポーツでは、競技人口が減少しがちだと感じています。

池田さん:どのスポーツも程度の差はあれ、お金がかかります。練習環境の確保、用具の購入、遠征費用など、間違いなく多くの費用が必要です。今の大学スポーツは保護者が支えています。次に多いのが、善意の寄付金かもしれません。これからは、スポーツを続けるための資金が自ら生まれるようなエコシステムを構築する必要があります。国や大学、競技団体としても、スポーツをしやすい環境を整えないと、若者がスポーツを楽しむ機会が減ってしまうのではないかと危機感を覚えています。

出口さん:私たち水球部では、プールの使用料やボール代などの費用がかかりますが、大学や協会が負担してくれているので学生の負担はありません。ただ、水球はマイナーなスポーツなので、さらに発展させるために何ができるかを考えています。

池田さん:水球の発展には、できるだけ多くの人に観てもらうことが重要だと思います。観ることで楽しさや興味、関心が広がります。「UNIVAS Plus」のようなプラットフォームがその一助となるでしょう。私たちはこうした取り組みを積極的に進めていきたいと思っています。

出口さん:私ができることとしては、SNSで試合のリンクを共有しています。また、高校との練習試合に参加して後輩に教えたり試合をしています。さらに、年間8カ国のナショナルチームが来日して練習試合をする為、その機会を活用して海外メンバーをチームに招き、メンバーを増やしています。

池田さん:学生スポーツをもっと盛り上げるためには何ができるか、皆さんと一緒に考えていきたいです。現在、高校生の部活動の参加者数は120万人いると言われていますが、大学では20万人ほど、6人に1人しか続けていません。 経済的な問題、練習時間が多くアルバイトができない、3年生以降は就活やインターンの時間が必要、など続けられない理由が多岐にわたります。安心してスポーツに取り組める環境をどう作るかがUNIVASの課題です。何か要望があればぜひ教えてください。

松澤さん:最近、男子プロゴルフの中継が少なくなり、視聴機会が減っています。それが競技人口の減少につながっているのではないかと思います。

池田さん:テレビは尺が限られていますが、UNIVASでやっているネット配信は複数チャンネルで視聴でき、尺の時間を気にすることなく観れるので、ぜひ参考にしてみてください。出口さんはいかがですか?

出口さん:水球は年間1試合しかありません。インカレのような大きな試合だけでなく、学生リーグなどの試合も配信していただけると、観てもらえる機会が増えると思います。

池田さん:おっしゃる通りですね。インカレは頂点を争う場ですが、インカレにどのようにしてチームが勝ち上がっていったのかのプロセスを放映できるといいと思いました。

番組を通じてZ世代の感想

松澤さん:池田さんはスポーツ経営の知識や経験を生かし、大学教授としても指導にあたられて、さらに大学スポーツ協会の専務理事としても活躍されていることから、次世代のスポーツ界の発展に尽くされていることが素晴らしいと感じました。私も自分のできる範囲でスポーツ復興に力を入れたいと思います。
出口さん:私たちができることはSNS活動だと思いますので、水球をもっと日本で広めていけるよう努力していきたいです。

池田さんにとって「未来の学生スポーツ」とは??
>  『大学スポーツが大学そのものになる』

 選曲:

1曲目)朝日のあたる道(オリジナル・ラヴ)※池田さん
2曲目)in the pocket(Mr. Children)※池田さん
3曲目)それが大事(大事MANブラザーズバンド)※松澤さん
4曲目)全力少年(スキマスイッチ))※出口さん

企業情報:一般社団法人 大学スポーツ協会(UNIVAS)

設 立:2019年3月
代表者:福原紀彦
所在地:102-0073 東京都千代田区九段北4-2-9 私学会館別館第二ビル 3F
事 業:
(1)大学スポーツに取り組む学生(大学入学予定者を含む。)の学業の
充実を図るための事業。
(2)スポーツの価値やスポーツを行う意義の普及及び啓発のための事業。
(3)大学スポーツに取り組む学生のキャリア形成を支援するための事業。
(4)大学スポーツに取り組む学生が安全に、かつ、安心して大学スポーツに
取り組める環境を整備する事業。
(5)大学スポーツの振興並びに大学スポーツに取り組む学生の学業、
安全及び健康に関する研究調査、情報提供及び広報の事業。
(6)大学スポーツの指導者及びマネジメントに携わる者を養成するための事業。
(7)大学スポーツに関する表彰事業。
(8)大学スポーツに関する諸規約の制定。
(9)大学スポーツ振興のためのスポーツ大会の開催。
(10)放送等を通じた大学スポーツの広報普及。
(11)大学スポーツを通じた、又は大学スポーツに関わる資源を活用した地域及び
国際的な貢献と交流に係る事業の支援。
(12)大学内で大学スポーツの運営に携わる組織、並びに大学スポーツに関わる
学生競技団体及び中央競技団体の活動を支援する事業。
(13)競技スポーツをはじめとするスポーツを実施する、観る又は支える学生を
増加させるための事業。
(14)施設の管理、運営、整備及び賃貸。
(15)事業の遂行に必要な財源調達のための知的所有権の管理及び商標提供。
(16)その他この法人の目的を達成するために必要な事業。
社員数:30名(10名)
会員 :(加盟団体)の内訳 225大学/競技団体39

~SMBCグループ協力~
『お金とくらしのトリセツ』
講師 :SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 鈴木 麻里さん
テーマ :「働き方改革」

内 容 :

「 厚労省の定義として「働き方改革」は、働く方々が、個々の事情に応じた多様で
柔軟な働き方を、自分で「選択」できるようにするための改革。
働き方改革によって、テレワーク導入、副業解禁、産休育休制度、時短勤務制度等、出産や育児でキャリアをあきらめたくない女性だけでなく、育児に積極的に参加したい男性にとっても非常に魅力的な取り組みである。性別を問わず、ライフイベントとキャリアの両立を目指せる社会が実現しつつある。
働き方改革は従業員にメリットがあるだけでなく、「従業員の離職を防ぐことができる」「企業への応募者に対するアピールとなる」といった企業側のメリットもある。
これまで日本では60歳で定年を迎え、その後は余生を楽しむというライフプランが一般的だったが、長寿化が進む現代では70歳や80歳になっても働き続ける「人生100年時代」が訪れようとしている。これまでよりも自律的なキャリアプランニングが求められる。

※ゲストCEOとZ世代ゲストとの収録の様子。(写真左側は池田さん。右側Z世代ゲスト松澤さん(左)、出口さん(右)

※1枚目 左から池田さん、Z世代ゲスト松澤さん、出口さん。

なお、この番組の放送に収まらなかった完全版はAuDee、Spotifyでお聴きいただけます。

・AuDee公式ページはこちら:https://audee.jp/program/show/100000357

さらに、CLUB CEO公式YouTubeチャンネルでは「Z世代が聞きたい質問!」シリーズを公開中です!就活・起業を目指す学生に、このチャンネルでしか聞けない経営者の生の声を配信しています。CLUB CEOのYouTubeチャンネルをぜひチェックしてみてください!

・公式Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/@CLUBCEO-rm9kx

・一般社団法人 大学スポーツ協会(UNIVAS) 池田さん: [こちらからご視聴いただけます]

■Steenz(スティーンズ)とは?(https://steenz.jp/

多様性の時代を生きる10代がもつ「自分らしさ」にフォーカスし、その生き様を賞賛し、個性を磨き続けられる社会を実現させるためのメディア・プロジェクト。

■CLUB CEOとは?
「経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組」をコンセプトに、毎週日本を彩る『真の』経営者をゲストにお迎えし、経営者の人柄や事業内容に迫るだけではなく、
小学館が運営する10代向けメディアコミュニティ『Steenz(スティーンズ)』ならびに
幼児から中高生・社会人まで教育サービスを総合的に展開する株式会社ウィザスと連携し、Z世代が持つ「価値観」や「社会課題」を経営者と一緒に考え学んでいく番組です。

<番組概要>
番組名 :「CLUB CEO」
放送局 : interfm
放送日 :毎週日曜日 AM7:00-7:55
進行 :ナビゲーター五十嵐彰(株式会社CMerTV代表取締役社長)04095