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「CLUB CEO」放送情報 【150回放送】株式会社リヴァンプ 千田勇一 取締役 執行役員

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経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組「CLUB CEO」(interfm 毎週日曜日朝7:00放送 パーソナリティ:弊社代表五十嵐彰)に株式会社リヴァンプから千田勇一 取締役 執行役員にご出演いただきました。番組の概要は下記のとおりとなります。

※1枚目 左から千田社長、五十嵐。2枚目後列左から、Z世代ゲスト三好さん、SMBCCF鈴木さん、Z世代ゲスト井上さん、前列左から千田さん、五十嵐。

放送日 :2025年2月9日(日)7:00~7:55
放送局 : interfm
出演者 : 千田勇一(ちだ ゆういち)さん
(株式会社リヴァンプ 取締役 執行役員)

略歴>
1983年 横浜市出身 麻布高校、一橋大学卒業
2006年 大学卒業後、ゴールドマン・サックス証券入社
投資銀行部門にて資金調達、M&Aアドバイザリーなどに従事
2009年 株式会社リヴァンプ入社
主に小売、飲食、サービス、インターネット業界において、経営戦略立案、
全社企業価値向上支援、マーケティング改革、ブランディング等のプロジェクトに従事
2016年 取締役に就任
2018年 取締役執行役員に就任
趣味はブラジリアン柔術(ラスベガス大会参加)、サーフィン、ラクロス

Z世代 : 井上 幹太さん(角川ドワンゴ学園S高等学校 3年生)

活動>金融好きの高校生。学生団体ESFで業界の壁を越えたPBLプログラムの企画・運営に携わる。学生団体連合UNIONの副代表としてメディア運営にも注力。大学進学後は、金融論×経営戦略論の融合で「すべての人がお金に困らない世界」を創る

Z世代 : 三好 葵さん(ネットの大学 managara 経済学部 1年生)

活動>イベント運営の仕事で近畿圏を巡る。2025年3月から大阪万博のカフェでバイト予定

放送内容:企業を芯から元気にする——リヴァンプの挑戦

設立から20年、同社が変わらず大切にしているのは、「企業を芯から元気にする」という企業理念。そのために何でも挑戦する姿勢を持ち続けている。外から見るとどんな会社か分かりにくいかもしれないが、それは意図的なもの。理念に基づき、柔軟に企業支援を行うことを大切にしている。
現在、リヴァンプは50〜60社の企業を支援。経営支援は短くても1年、長ければ5年のプロジェクトになる。一つの処方箋で全てが解決することはなく、財務や組織の健全化を第一歩とし、その後の成長戦略を立案。経営戦略だけでなく、具体的な実行フェーズに注力し、企業の継続的な成長を支援している。企業の健康を守り、強くする“企業のドクター”として挑戦を続けている。

多様なバックグラウンドを持つプロフェッショナル集団
同社は、ゴールドマン・サックス、インテグラル、アクセンチュア、博報堂出身の経営陣を中心に、外資・日系コンサルティングファーム、事業会社、SIerなど多様な業界の専門家で構成。売上数千億円規模の企業再生案件や、基幹システムの開発・刷新、コスト削減、業務改革、ファンド投資先のバリューアップ支援など、幅広い経営支援を展開。

クライアントが自律的に変革できる力を育む
同社の最終的な目的は、単なる課題解決ではなく、クライアントが自律的に変革できる力をつけること。そのために、ITやマーケティングのケイパビリティを企業に根付かせる「内製化支援」を行う。社内ではコンサルタント、エンジニア、マーケターなど異なる専門性を持つプロフェッショナルが協業し、企業価値向上に貢献している。

映画館チェーンの再生事例
同社が支援した映画館チェーンは、大赤字で倒産寸前の状態だった。経営陣の関心は「どんな映画を上映するか」に偏っていたが、それが収益に大きく影響していないことが判明。運営コストの削減とポップコーン販売の強化に注力することで、経営を立て直した。最初は反発もある中、千田さん自身が現場でポップコーンを販売し、徐々にチーム全体が変革に参加。結果として、事業の再生に成功。

事業領域
・経営支援:経営実務・企画・DX支援を融合し、ビジネスモデル変革や事業継承、スタートアップの成長をサポート。
・DX支援:企業のIT基盤強化、SCM・CRM・オムニチャネルなどの専門チームによるコンサルティング。
・投資:経営支援機能の強化及び投資先のバリューアップを目的としたエクイティ投資。

 未来創造会議テーマ『これからの経営者に必要なものとは』(Z世代→経営者)

井上さん: 現在、AIが登場し、多くの職業が影響を受けるのではないかという懸念があります。コンサルや経営者も例外ではないと思います。AIの台頭によって求められるスキルも変化していくと思いますが、その点についてのお考えを伺いたいです。

千田さん: AIが経営に取って代わることはないと考えています。むしろ、経営の効率やスピードを向上させるツールとして活躍すると思います。AIにできない仕事は大きく3つあります。1つ目は、将来の見通しや独自のアイデアを生み出すこと。2つ目は、最終的な判断を下すこと。AIは選択肢を示すことはできても、最終的な判断を下すのは経営者の役割になります。3つ目は、決定事項を組織全体に伝え、実行してもらうためのコミュニケーションを取ることです。これはAIには難しい部分だと思います。

三好さん: 現在はパワーポイントやワードが使えれば良いと言われていますが、今後AIが普及していく中で、新たに習得すべきスキルはありますか?

千田さん: まず、AIを使いこなすことは必須だと考えています。実際、業務の中でよく出てくる問題については、AIに毎回頼らなくても解決できるように、システムを作って置き換えるようにしています。

井上さん: 実際にAIを使って仕事をしていますが、AIには制約があります。特にコンサル業界では、コロナ禍でオンラインが主流になった後、対面の重要性が再認識されているのではないかと感じました。

千田さん: 対面での情報量は圧倒的に多いので、できるだけ対面でのコミュニケーションを重視しています。

未来創造会議テーマ『Z世代からみた日本の未来』(経営者→Z世代)

千田さん: 皆さんから見て、日本の未来は明るいですか? この時代に生まれてよかったと思いますか? 私たちの世代は、日本の衰退を言われ続けてきましたが、10歳以上離れている皆さんの視点を聞きたいです。

井上さん: 両親世代はバブル崩壊や就職難を経験し、暗い時代を生きた印象がありますが、私は日本の未来は明るいと思います。AIの観点では、AI技術を開発するのは海外が中心ですが、教育面では日本の方が積極的に取り入れていると感じます。そのため、AI教育の面で日本は優位性があると考えています。

三好さん: AIを使いこなせない人はどうなるのかという問題もあります。高齢者などは新しい技術を習得するのが難しく、AIを取り入れても国が対応しきれないのではないかという不安もあります。自己研鑽が求められる時代になっていると感じます。

千田さん: そうした考えもあって、お二人は通信制を選んだのですか?

井上さん: 私は不登校がきっかけです。ただし、ポジティブな不登校で、自ら学校に行かない選択をしました。チャレンジのために時間を作りたかったのです。今の世代は挑戦を重視する人が多いと感じます。

三好さん: 通信制は時間が自由なので、いろいろなことに挑戦できます。今年は大阪万博もあるので、参加してみようかと考えています。好奇心を持って活動する人が増えているように思います。

千田さん: 今の世代は、私たちの世代よりも多様なインプットを得られる環境にあり、うらやましいですね。

番組を通じてZ世代の感想
井上さん: お医者さんの例えが印象的でした。経営者というとお堅いイメージがありましたが、患者と向き合う医者のように、企業の状態によって対応が変わるという話が非常に分かりやすかったです。

三好さん: 未来創造会議では、今後必要なスキルとしてワードやエクセルだけでなく、新たなツールも学ぶ必要があるという点が印象に残りました。とても参考になるお話を聞けてよかったです。

千田さんにとって、「経営プロフェッショナルとは?」

> 『経営の結果を出す人です』

選曲:

1曲目)終わりなき旅(Mr.Children)※千田さん
2曲目)Better Together(Jack Johnson)※千田さん
3曲目)今だから(松任谷由実、小田和正&財津和夫)※井上さん
4曲目)もう1曲 欲しいのかい?(櫻坂46)※三好さん

企業情報:株式会社リヴァンプ

設 立:2005年9月
代表者:湯浅 智之
所在地:〒107-0061 東京都港区北青山2-12-16 北青山吉川ビル3F
事 業:経営実務/CxO支援/経営企画業務
マーケティング戦略・クリエイティブ実行支援
経営/戦略/業務/コンサルティング
デジタル&ITソリューション
事業会社運営、エクイティ投資
資本金:1億円(資本金+資本剰余金 合計22億6百万円)
社員数:327名(2024年9月時点)

~SMBCグループ協力~

『お金とくらしのトリセツ』
講師 :SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 鈴木 裕子さん
テーマ :「資産運用」

内 容 :金融商品の性質

投資を始める前に、どのような金融商品があるのかを知ることが重要。

代表的な金融商品
・預貯金:一番身近な金融商品で、安全性が高い。
・債券:国や地方公共団体、企業に一定期間お金を貸すもの。
・株式:株式会社に出資し、成長に応じた利益を得るもの。
・投資信託:投資の専門家が多くの人から集めた資金を運用し、得た収益を分配する仕組み。
金融商品の3つの性質
・安全性:預けたお金が減らないかどうか。
・収益性:どれだけ利益を期待できるか。
・流動性:預けたお金を自由に引き出せるか。
お金の用途に応じた金融商品の選び方
・生活費や緊急資金 → 安全性と流動性が高い金融商品(例:預貯金)
・将来の計画資金(結婚、住宅購入、教育資金) → 安全性が高く、増やしやすい商品(例:債券・定期預金)
・余剰資金(長期投資) → 収益性重視の金融商品(例:株式・投資信託)
うますぎる投資話は詐欺の可能性大、金融商品の特性を理解し賢く選ぶことが重要である。

<収録の様子>

※ゲストCEOとZ世代ゲストとの収録の様子

なお、この番組の放送に収まらなかった完全版はAuDee、Spotifyでお聴きいただけます。

・AuDee公式ページはこちら:https://audee.jp/program/show/100000357

さらに、CLUB CEO番組公式のYouTubeチャンネルでは、就活・起業を目指す学生に、このチャンネルでしか聞けない経営者の生の声を配信しています。

CLUB CEOのYouTubeチャンネルをチェックしてみてください!

・公式Youtubeチャンネル:https://www.youtube.com/@CLUBCEO-rm9kx

・リヴァンプ社 千田さん: [こちらからご視聴いただけます]

■Steenz(スティーンズ)とは?(https://steenz.jp/

多様性の時代を生きる10代がもつ「自分らしさ」にフォーカスし、その生き様を賞賛し、個性を磨き続けられる社会を実現させるためのメディア・プロジェクト。

■CLUB CEOとは?
「経営者とZ世代をつなぐ未来創造番組」をコンセプトに、毎週日本を彩る『真の』経営者をゲストにお迎えし、経営者の人柄や事業内容に迫るだけではなく、
小学館が運営する10代向けメディアコミュニティ『Steenz(スティーンズ)』ならびに
幼児から中高生・社会人まで教育サービスを総合的に展開する株式会社ウィザスと連携し、Z世代が持つ「価値観」や「社会課題」を経営者と一緒に考え学んでいく番組です。

<番組概要>
番組名 :「CLUB CEO」
放送局 : interfm
放送日 :毎週日曜日 AM7:00-7:55
進行 :ナビゲーター五十嵐彰(株式会社CMerTV代表取締役社長)04095